「サレ妻からのシタ妻にならない方法」というご相談者さまがつけた、なんとも目を引くタイトル。
いろんなご意見を覚悟で書きますが、そもそも、なんで、シタ妻になってはいけないと思ったのでしょうか?
ダンナさまがよそに女をつくった。
浮気や不倫をした夫を持つ妻を、夫に浮気や不倫をされた妻として、【サレ妻】と呼ぶことがあります。
このことばを初めて耳にした方もいらっしゃるかと思いますが、そういうことがあるのです。
サレ妻、また(セックス)拒否られ妻が、ダンナさま以外の男性と関係に心が動いてしまうご相談って、私もお受けしたことがあります。
倫理観とか、世間の常識とかは横に置いといて、持っても仕方ない感情なんだと、私は思うんですよねー。
そのとき、どうするか、どこにフォーカスするのか、そんなお話しをしたいと思います。
もちろん、あなたがお幸せを感じるために。
こんにちは、カウンセラーの黒江香です。
ダンナさまからもう一度愛されたい。彼氏が欲しい。もっと彼氏と仲良くしたい。
男性と、こころもカラダももっと深く繋がり合いたいと願う女性のためのカウンセリングをさせていただいております。
ココロってノマルシェという、根本裕幸師匠の弟子どもであるカウンセラーたちが、寄せられたご相談にそれぞれのカウンセリングスタイルでお答えするサイト。そちらへいただいたご相談へお答えしております。
ココロノマルシェはこちら
本日のご相談はこちらです。
サレ妻からのシタ妻にならない方法
みもさん
6年前から3年ほどサレ妻でした。
武闘派らしく…夫という人をコントロールしようとし続けてきた結果だと理解しています。
現在、家庭内別居で籍だけ抜きたいと宣われていますが、経済的なメリットを優先させていただいて、現状維持です。
家事はしますが、仕事も持っているため、丁寧にはしていません。
子どもの自立まで、と自分では決めています。
ところが、その仕事の同僚(妻帯者)に大切に思える人が現れてしまいました。
神様のテストでしょうか?
①彼と心触れる会話があった
②彼の日常全てを含めて幸せになって欲しいと願いたい(と思っていたつもり)
③彼に応援を送り続けた
④それに応え、わたしのことも応援したいと思って下さる。それはプライベートも。
⑤そして実は彼のプライベートも、うまくいっていない←今ココ
更に、子どもには、今のお父さんじゃないお父さんが欲しいって言われてしまいました…。
いったいどうしたらいいのでしょう。
何から手をつけたらいいのか、困っています。
みもさん、はじめまして。黒江香と申します。この度は、ココロノマルシェへのご相談をいただきまして、ありがとうございます。
みもさん、とーっても頭脳明晰というか、頭がよく、テキパキとなんでもそつなくこなせる知的な自立系武闘派女子なのでしょうね!
端的にまとめられたこのご相談文から、存分に垣間見えますねー。
また、詳しくお聞きしてみないと何とも言えないのですが、ずいぶんと自立的に生きてこられたのではないでしょうか?
さて、何から手を付けたらいいのか、困っています。
ということですが、どこからいきましょうかねぇ。
みもさんは、どうしたいのでしょうか?
まずは、現状の整理をしてみましょう。目の前にみもさんがいらっしゃらないので、もし、違う!!とこがあればゴメンナサイ。
※※※
ダンナに3年間も不倫されて、武闘派らしく、連夜連戦を繰り広げてきた。
それは、直接の攻防戦もあれば、冷戦も、いろいろと・・・
そんな日々を潜り抜け、やっとダンナの不倫も終息し(でよろしいでしょうか?)、今は離婚は子供のこともあり経済的理由にて先延ばしにして、婚姻関係を続けている。
子どもさんの自立まではと、経済的なメリットを選び、主婦としても家のことも頑張ろうとしてはいるものの・・・思うようにちゃんとはできてはいない。
そんな折に、職場の同僚と距離が近くなり、芽生える淡い想い。
彼は彼で、家庭が上手く行っていない。
そして、子どもの、「今のお父さんじゃないお父さんが欲しい」という言葉。
あー、私ったら、どうしたらいいの!?
※※※
こんな感じであってますでしょうか?
ここから書くこと、私は真剣に書いておりますが、読む方にとってはもしかしたら気を悪くなさる方もいらっしゃるかもしれません。そんな気がする方は、この先はお読みにならないでくださいませ(笑) 先にその可能性があることをお詫びしておきますね。
というご相談ということであってますか??
夫以外の男性と恋したい。そんな気持ちがあることに気づいたものの、理性がダメに決まっているでしょ!って言うてくる。
それを表しているのが、もみさんのつけたタイトルですよね??
サレ妻からのシタ妻にならない方法
私は、けっして不倫を推奨するわけではありませんが、みもさんが抱く彼への思い(恋心もふくめて)は大切にしてさしあげてよいのではと思うのです。
これまで、いっぱい辛いことあったでしょ??
3年間も、不倫され続けて、その間、どんな日々だったかはこちらの文章からはわかりませんが・・・おそらく、子どもさんのためもあって懸命に努力なさってきたのは確かだと思うんですね。
我慢だっていっぱいしてきましたよね!?
修復に向けて、いろんなことを学んで実践だってしてきたかもしれません。
大変な日々のなか、何とか自分を保ち、笑顔でいようと自分よりも周りを優先なさってきたかもしれません。
だから、このココロノマルシェのサイトにだって辿りつかれたのだと思います。
そんな日々を乗り越えて、彼という存在が、もみさんの心のよりどころのひとつであることは、まぎれもないことかなって思うのです。
だから、その思いがあること、そんな感情を抱いている自分のことは、否定もせず、ダメやん!って攻撃することもなくいて欲しいなって思うのです。
「まぁ、そう思うのも仕方ないよね。」って、まずはもみさんご自身が一番の味方になってあげて欲しいなって思うのです。
好きな気持ちは、あっても仕方ないのです。コントロールできないものだもの。
といって、実際にするか、しないかはまた別問題。
ここは、自分でどうしたいのか、どうするのか決めるですよねー。
そしてです、ここからがある意味本題です。
みもさんのご相談文から、気になったこと。
それは、【罪悪感】を強くお持ちではないかということなんです。
その【罪悪感】ゆえに、あえて試練を自分に与えるような人生をえらんではいないでしょうか?ということなのですね。
文面から見えるのは、夫への【罪悪感】お子さんへの【罪悪感】
コントロールしてしまって、それが彼を不倫へと追い込んだかもしれないと自分を責める気持ち、罪悪感。
離婚したい彼の気持ちを知っているのに、経済的にメリットのために離婚してあげない自分を責める気持ち、そこに抱く罪悪感。
子どもに、別のお父さんがイイとまで言わせてしまっているという罪悪感。
お子さんは、何歳くらいなのでしょうか?
こどもって、何歳であろうと、とく親のことを見ていますものね。
みもさんは、【罪悪感】を抱くほどほどに、ダンナさまのことも、お子さんのこともとても大切に思っていらっしゃるのですよね。
ひとりで、背負いすぎなところがあるのです。
それだけ、愛の深い、愛に溢れた女性だということなのですがね。
でも、ダンナさまも、お子さんも、みもさんがひとりで抱えこんで、苦しんでいる姿を見たいと思いますか?
これは、酷な言い方に感じるかもしれませんが、お相手の【罪悪感】になることがあります。
【パートナーは同じ感情で苦しむ】なんて申します。パートナーと書いておりますが、親子もそうだと私は思います。
同じ感情、ここでは【罪悪感】ですね。
互いに、【罪悪感】を抱き苦しむということをし続けることになるのではと思うのです。
さらに、【罪悪感】を感じることを重ねてもいくこともあるのです。
【罪悪感】で繋がる関係を築いていくのです。
不倫もそのひとつです。
私なんていない方がイイ。
私は、ここにいる資格がない。
私なんかより、もっと別の人の方が・・・
私が、あのとき、ああしていたら・・
私が、もっと○○だったら・・
みもさんは、このような感情を感じることはないでしょうか??
みもさんのこの感情を緩めて、癒していくこと、自分を許していくことが必要だと私は思います。
お子さんのことを言うならば、ママが「私なんてここにいない方がイイ」なんて思っていたら、やっぱり悲しいです。
私の存在はなんなの!?って心の奥底で思います。
みもさんから、すれば、決してお子さんのせいではない!ってどんなに思ったとしてもです。
子どもってそういうものなのです。親を幸せにしたくて、笑顔にしたくて、愛したくて、親を選んでこの世に生まれてくるのです。
だから、まずはココから。
もう、みもさんは【罪悪感】を手放して、みもさんの幸せを考えていいのですよ。
自分の幸せを、喜びをいちばんに考えていいんですよ。
私は幸せになっていい。
私は私の幸せをいちばんい考えていい。
私は私を幸せにする。
そんなことをブツブツとアファメーションみたいに呟いてもらってもいいと思います。
さらに言うなら
もし、これが実際のカウンセリングの現場でしたら、もう一歩踏み込んだことをお聞きしていくと思います。
それは、
私なんていない方がイイ。
私は、ここにいる資格がない。
私なんかより、もっと別の人の方が・・・
私が、あのとき、ああしていたら・・
私が、もっと○○だったら・・
このように感じた過去、また感じた相手ってあるかもと思うのですが、それはいつ、どんなとき、どんなことで、誰に対してですか??
ということなんですね。
開放したい、手放したいのに、できない感情を開放するために、同じような感情を体感する経験を何度もするということがあるのです。
それも出来事そのものはカタチを変えて。
もし、そうだと考えるならば、その根っこにあるものに向き合い、癒して行くのが、表面の事象をどうこうするかよりも、実は最短・最速で、根本解決になるのですね。
みもさん、どんなことが思い浮かびましたでしょうか?
この作業は、辛いかもしれません。
人によっては、辛すぎて、思い出せないなんてこともあります。
ムリに過去を掘る必要もないですが、ひとつ、今を、未来を生きやすくするために、ひとつの方法として知っておいていただければと思います。
また、癒すには、人のても借りるのをおススメします。
とくに、みもさんのように自立的に生きてこられた方にはです。
私ももちろん、お手伝いさせていただきます。
この度は、ココロノマルシェへのご相談をいただきましてありがとうございました。
はじめましての方にも、リピーターのあなたにも、私からのクリスマスプレゼントです♡
今日もブログに来てくださった、あなたのおかげで、こうしてお届けできました。
愛しています。いつもありがとう❤
あなたがあなたの魅力そのままに。
何かに遠慮することなく、最愛の男性と愛し・愛される人生を。
大好きなひとと、愛と喜びを感じて、深い繋がりを感じられますように。
女は花であればいい
ただ、そこに咲き誇る花であればいい
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