価値観の違いって、あって当たり前だと思うのです。そんなこと、きっとあなたも知っているし、わかっているのです、あたまでは。
ただ、こころが、感情が訴えるんですよねぇ。
私たちは淡い期待を抱きます。それも、近しい人ほど。
愛する、パートナーにはことのほか。
ありのあままの私をわかってほしい、愛して欲しいって。
親にわかってもらえなかった、もっと愛して欲しかったと思うほどに、その埋め合わせをパートナーに求めてしまうものなのです。
そして、そう思う一方で、お優しい方ほどパートナーなんだから、すべてを理解してあげたい。理解してあげないといけないのではって思うものかもしれません。
そう思う、あなたが、自分軸をもって、パートナーとの繋がりを深めるにはどうしたいいのでしょうか?そのようなお話しをお届けいたしますね。
こんにちは、カウンセラーの黒江香です。
彼氏が欲しい。もっと彼氏と仲良くしたい。ダンナさまからもう一度愛されたい。
男性と、こころもカラダももっと深く繋がり合いたいと願う女性のためのカウンセリングをさせていただいております。
いろんな価値観の人がいて当然。
パートナーシップにおいても、価値観の違いを、同じにしないといけないことはなく。すべてを理解するのが愛の証しでもないと私は思うのですね。
互いの違いをそのままに認める。違っていいし、だからこそ、一緒にいるとオモシロイね。という成熟した大人だかとこその愛し方はいかがでしょう?
ココロってノマルシェという、根本裕幸師匠の弟子どもであるカウンセラーたちが、寄せられたご相談にそれぞれのカウンセリングスタイルでお答えするサイト。そちらへいただいたご相談へお答えしてまいります。
ココロノマルシェはこちら
本日のご相談はこちらです。
夫との価値観の違いについて
ギズモさん
昨年、私はスピード婚をしました。
わずか数ヶ月の交際・同棲の末ささっと籍を入れたのですが、入籍後とっても優しかった彼がモラハラ夫に変貌してしまいました。
夫は常に自分が正しい、自分を中心に世界が回っていると思っていて、喧嘩をしてもまともな話し合いができず、話は平行線のまま。
自分から謝る事なんてありません。
私の理想としては、喧嘩をしたらお互いの嫌な所を指摘し合って高め合っていきたいのですが、夫はプライドも承認欲求も高く、欠点を責められたくないそうです。
普段は仲が良いのですが、喧嘩する度に私がどう頑張っても価値観が合わなさすぎて理解してあげられないな、と毎回絶望感を感じてしまいます。
やはり私が自己肯定感が低いから?と反省し、根本先生の本を読んだりはしているのですが…
喧嘩をする度に重い空気に耐えられず、とにかく私が謝ってしまいます。
どうすれば自分軸で生きていけるようになるのでしょうか?
価値観の違いは仕方ないものなのでしょうか?
稚拙な文章ですみません。
ギズモさん、はじめまして。黒江香と申します。この度は、ココロノマルシェへご相談をいただきまして、どうもありがとうございます。
ご相談をいただいてから、3ヶ月ほど経過しておりますが、その後いかがでしょうか?
>入籍後とっても優しかった彼がモラハラ夫に変貌してしまいました。
うーん、それはキツいですよねぇ。
「あんなにやさしかったのに!こんなことなら、結婚しなかったのにー。騙された・・・」そんな心境でしょうか?
お気づきのようですが、彼に少々ふりまわされているような、そんな感じになられているようですね。
けっして、彼の肩を持つわけではありませんが・・・
ご結婚なさって、彼はホッと安心なさったかしら?
これまで、ギズモさんに気に入られたくて一生懸命だったのが、結婚により緩んだのかしら?
要は、愛するギズモさんと結婚できて、喜んでらして、安心なさっているのかなーと思わなくもないのです。
だとしても、モラハラ夫はイヤだ―、辛い。それは、そうですよねー。
実は、私も、夫が、モラハラ夫に豹変して・・・という体験があるのです。モラハラ、子どもへの虐待レベルともいえるほどでした。
いつも、ビクビクして、怯えて、土下座をしたり。子供たちと泣いて暮らす日もたくさんありました。
今は、本来の夫の姿。とっても優しくて、私のことも、子どもたちのことも愛してやまない夫へとこれまた変貌を遂げております。
>喧嘩をする度に重い空気に耐えられず、とにかく私が謝ってしまいます。
重い空気を避けるために、自分が悪いとも思わないのに、謝る必要もないですよね。
その場を収めたい一心で謝っているのなら、それは逆に、彼の感情を刺激することにもなるかもしれません。
何よりギズモさんの心に痛みを残します。
だから、そういうことはしないと決めるのです。
謝ってこの場が収まるのなら・・・
そう思う気持ちかもしれませんが、これは、どちらの為にもならないと思います。
被害者意識が募りますし、と同時に、彼を加害者にしていくのです。
見事な経験談です(苦笑)
夫婦は鏡。
という言葉をお聞きになったことはありますでしょうか?
師匠である根本裕幸の著書をお読みになってくださっているとのことですもの。うすうすはお気づきかもしれませんが・・・
今から、ちょっとお聞きになりたくないであろうことをお届けします。
グサッと刺しちゃったら、ゴメンナサイ。
ギズモさんが、ダンナさまに見ているダンナさまの側面。また理解できないって思う要素。
これらはギズモさんのなかにもあるものなのですね。
人は、自分にないものを見ることはできませんし、イラっとしたりもしないのです。
「ふーん。」で終わります。
>夫は常に自分が正しい、自分を中心に世界が回っていると思っていて、喧嘩をしてもまともな話し合いができず、話は平行線のまま。
ギズモさんの中にも、自分が正しい。自分を中心に世界が回っていると思うところがあるかもしれないのです。
だけど、ギズモさんは、そんなことはダメだって思っていらっしゃるのかもしれません。
なので、表には出さないで、必死に抑えていることなのではと思います。
>自分から謝る事なんてありません。
自分から、誤りなさいよ。って、心のどこかで、彼に対して思っていらっしゃるとも言えますよね。
そして、自分から謝らないとって、過度に、ギズモさんが思っているのかもしれません。
実際に、重い空気が耐えられずに謝ることをなさっていますよね。
>私の理想としては、喧嘩をしたらお互いの嫌な所を指摘し合って高め合っていきたいのですが、夫はプライドも承認欲求も高く、欠点を責められたくないそうです。
ギズモさんの理想は、とってもよくわかります。
ご夫婦で、より絆を深めて、深いつながりを、関係性を作っていきたいという感じなのかと思うのですが、いかがでしょうか?
うーん、もともとプライドも承認欲求も高いと、わかっているダンナさまに。イヤなところを指摘し合うのは、有効なのでしょうか・・・
高め合う前に、彼を潰しかねないかと思うのです。
イヤなことをイヤというのは、必要です。
だけど、言い方とかタイミングとかに、ちょっとコツがいるかもですね。
もちろん、ガツン!と言いたいときにはしょうがない。
まぁ、好きにするしかないですよね。
我慢しても、抑えても、爆発しちゃうときにしちゃうのだから。
ここは、自己肯定感という話しにもなるかと思うのですが。
だけど、
>普段は仲が良いのですが、喧嘩する度に私がどう頑張っても価値観が合わなさすぎて理解してあげられないな、と毎回絶望感を感じてしまいます。
ということは・・・ギズモさんは、彼を潰したくはないのですよね。
理解してあげたいのですよね。
価値観は違って当たり前。
絶望感を感じなくてもいいのです。
そこに、罪悪感を感じなくてものいいのです。
お互いさま。
ってことです。
夫婦は対等。フィフティ・フィフティです!
ギズモさんのの望みは、ダンナさまと関係性を深めたい。ご夫婦として、絆を深めていくことですよね??
だとするならば、ちょっと視点を変えてみませんか?
正しさ争いからおりるのです。同じリングに上って戦いあうのをやめるんです。
ケンカするのが悪いとは思いません。
ケンカもできないよりは、ケンカができてこそ、より絆も深められるのではって私は思います。
彼を責める。
彼を否定する。
そして、
彼に責められる。
彼に否定される。
そうなりそうなときは、その場から離れてもいいのです。
お風呂に入る。先に寝てしまう。ちょっとコンビニに行く。そのような物理的なことをして、彼との距離を離してもいいんですね。
自分の身を守りましょう。
すべて受け止めてあげよう。
理解してあげよう。
価値観を合わせていかないと。
そう思わなくて、いいんですよ。
少し、背負いすぎなのかもしれません。
さてさて、
長々と綴ってきましたが、話しはやはり自分自身。
ギズモさん自身に向き合いましょう。
ちょっとお聞きしたいことがあるのです。
すべて受け止めてあげよう。
理解してあげよう。
価値観を合わせていかないと。
そう思う理由って、なんでですか?
お母さんは、過干渉タイプでコントロールしてくるお母さんだったのでしょうか?
お母さんが、お姑さんや、父の愚痴を言う方で、その話をいつも聞いてさせあげていたのでしょうか?
それでも、「あんたは、わかってくれない。」といったヒドイことを言われてきたような経験があるのでしょうか?
「あんたのせいで。」「あんたが、もっと○○だったら・・」という言葉に、心を痛めてきたのでしょうか?
お母さんだけでなく、お父さんとの関係、ご兄弟・姉妹を交えての関係もあると思います。
このあたりを振り返ってみてはいかがでしょうか?
どこかに、背負いすぎてしまうクセを作ったきたキッカケがあるかもしれません。
このあたりを整理してみてはいかがでしょう。
それが、ご夫婦関係を構築するうえでも、大切になってくるかと思います。
自分自身。
自分を整える。です。
ご両親との関係、幼少期に作った価値観、思い込み。もう要らないものは手放していくのです。
このあたりは、カウンセリングもご利用なさってみるといいかと思います。
その際には、こちらへどうぞ!
ギズモさんのお幸せを心より願っております。
この度はココロノマルシェへご相談いただまして、ありがとうございました。
黒江香でしたー。
今日もブログに来てくださった、あなたのおかげで、こうしてお届けできました。
愛しています。いつもありがとう❤
あなたがあなたの魅力そのままに。
何かに遠慮することなく、最愛の男性と愛し・愛される人生を。
大好きなひとと、愛と喜びを感じて、深い繋がりを感じられますように。
女は花であればいい
ただ、そこに咲き誇る花であればいい
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